昨年6月より、道路交通法が改定され、取締りが厳しくなりました。そんな中で注目されるのが、大手駐車場「タイムズ」を運営するパーク24株式会社。
成長を続ける企業での、障がい者雇用についてお話を伺ってきました。
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インタビューに答えていただくのは、経営管理部 山下氏です。
経営管理部課長 山下 徹氏
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まずはじめに、障がい者雇用について、会社としての考え方などありましたら教えてください。 |
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特に考え方というのはありませんが、ノーマライゼーションの観点に基づき、
雇用を進められればと思っています。法定雇用率は守らなければならないと考えております。
成長中の企業のため、これからさらに社員が増える予定があります。そういった将来を考えて、今から障がい者採用を進めていきたいと思います。
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山下さんは、はじめて障がい者雇用を担当されたとき、とても不安があったそうですね。今ではとても理解が深いですが、どのように不安を解消されたのですか。 |
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障がい者と関わったことがなかったため、漠然とした不安がありました。なので、成功している企業や、ハローワーク、障がい者雇用センター、養護学校など、色々なところにお話を伺いました。伺っているうちに、不安に思う必要はないということがわかりました。
“障がい者が普通に働く”そういった社会になりつつある事、企業の社会的責任を常に感じています。
当初、不安に思われる方もいました。しかし、部門長クラスの人間で理解が深いものが数名おりましたので、配属先もまずはその部署にお願いしました。この部門長クラスの方々が、とても理解があったので、人事部でもアドバイスをいただいたくらいです。
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配属先の選定や仕事について教えてください。 |
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面接の際には「何ができますか?」と聞いています。
入社するときは、まず人事に入っていただき、その後、前職の経験などをもとに配属先の選定をしました。
今も会社が成長しているので、仕事が変わっていきます。何でもやってもらうし、色々な仕事を経験していただきながら、共に成長していくという考え方です。
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安心して働いてもらうために、人事部で得に配慮や工夫はありますか。 |
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本人の了解を得た後に、「聴覚障がいの方が入社しました。聞こえないことへの配慮をお願いします」と全社員にお願いしました。また、「口話の方なので手話は使えないです。口を大きくあけて話しをしましょう。会社全体で配慮していきましょう。」と伝えました。
また、色々なところから“障がい者の定着率は低い”と聞いていたため、定期的に面接をするなどしてフォローアップをしています。ポツンと孤立していないか、人間関係はうまくいっているか、常に気にかけています。そのせいか、今のところ定職率100%です。
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最後に、障がい者へメッセージがありましたら教えてください。 |
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“障がい者”といって特別扱いするのではなく、一般社員と同じように働いてもらいます。チャンスはいくらでもあります。
障がい者がみんなと同じ職場で働くことは、当たり前のことなんです。お互いにうまくやっていきましょう!と思っています。
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はじめは不安もあった障がい者雇用ですが、人事部や会社全体での取り組みで、定着率100%という安心して働ける職場つくりに成功されたようです。
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成長中の企業では、流動的に仕事が変わったり、ボリュームが変わったりするかと思います。それでは、実際に働いている聴覚障害のある甲木豊子さんにも現在のお仕事についてお話を伺ってきました。
甲木 豊子さん
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甲木さんのお仕事を教えてください。 |
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文具の物品購入&管理、郵便物の仕分け、勤怠管理、捺印申請、稟議申請などです。
仕事が多い(注文の量が多い)のですが、だいぶ慣れてきました。急ぎのものと、そうじゃないものを見極めながら仕事を進めています。
入社前はできる仕事があるのか心配していましたが、今では仕事が多くて大変です。(笑)
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聴覚に障害をお持ちとのことですが、仕事の上で苦労されたことはありますか? |
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色々な仕事がメールでのやりとりで行われます。しかし、返信が来ないときがあって、そういうときは大変です。そんなときは、周りの人から相手の方に電話してもらったり、
本社内であれば自分で出向いていって確認をとっています。
私は口話なので、周囲にはゆっくり話してもらっています。初対面の方は、話し方の特徴などがつかめないため、筆記で対応をお願いしています。
配属前に「電話ではなくメールで」と周知されていたので、楽でした。
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口話といいますが、手話は使いますよね。 |
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手話はできません。皆さん聴覚障がいというと手話を連想されますが、世の中口話の方の方が多いんですよ。
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最後に、障がい者へメッセージをお願いします。 |
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専門的な仕事とは別に、人付き合いというものがあります。本人が周りと溶け込む努力をしたり、コミュニケーションをとることも大切だと思います。
仕事も人間関係も、積極的に行ってもらいたいです。
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聴覚障害と聞くと「手話」をイメージしますが、手話ができない方もいらっしゃるんですよね。このインタビューの間も、会話がかみ合わないことがないように、山下さんがフォローしてくださっていたのが印象的でした。
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山下さん、甲木さん、取材に協力いただきまして、ありがとうございました。
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インタビュアー 豊田
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